安全荷重表tf垂直吊り吊り角α≦30°0.601.071.351.672.403.284.285.426.688.129.6411.313.115.017.121.626.86891012141618202224262830323640tf0.571.021.281.592.283.114.065.146.347.719.1510.712.414.316.320.525.4※4本4点吊り及び2本4点あだ巻き吊りは、荷重の均等がし難いため、3本吊りとして制限使用荷重を算出する。ロープをフック等の円筒形の物に巻き付けると、折り曲げられた部分の強度は、曲げられないまっすぐな部分の強度より低下する。この低下する割合は、折り曲げ部の径とロープの構成により異なる。その代表的なものの実験値を表̶1に示す。従って、図̶1のようなくくり吊りとかご手吊りの場合は、 の部分の強度低下を考慮しなければならない。表̶2 鋭利な角による強度低下率αα図̶2図̶1 くくり吊りとかご手吊りの例くくり吊りくくり吊りかご手吊り吊り角α≦60°tf0.510.9121.151.422.042.783.634.605.676.908.199.6011.112.814.518.322.7吊り角α≦30°吊り角α≦30°tftftf0.841.501.892.343.364.595.997.589.3511.313.415.818.321.124.030.237.5吊り角α≦60°吊り角α≦60°tf0.751.341.692.093.004.105.356.778.3510.112.014.116.418.821.427.033.51.142.042.573.184.566.238.1310.212.615.418.321.424.928.632.641.050.91.021.822.302.844.085.577.279.2111.313.816.319.222.325.629.136.745.54本4点吊り2本4点半掛け吊り2本4点あだ巻き吊り3本3点吊りロープ径(㎜)2本2点吊りα[全日本ロープ加工組合連合会より]Ddαα/2表̶1 折り曲げによる強度低下率(%)6×24 0/0 A種 安全荷重表(安全係数:6)(1)折り曲げによる強度低下図̶2のようにロープを鋭利な角に当てると、折り曲げられた部分の強度は、曲げられないまっすぐな部分の強度より低下する。その強度低下率(実験値)を、表̶2に示す。また、90°の鋭利な角に当て規格破断荷重の1/6で引張ったロープは、角の部分で損傷している。そのため、元に戻して引張試験を行うと破断荷重が約20%低下する。(2)鋭利な角で曲げられた場合の強度低下6×246×37)92(iF、)52(iF×61504545530222510251015201054角度 α(°)強度低下率(%)12030903560404547ロープの構成D/d5
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