HRX-3■用途: 梁(小梁~大梁)・H形鋼・I形鋼等の横(水平)吊りビームチャック●吊り穴・吊りピース・接合ボルト穴等を利用して吊り上げる吊り具です。●ナットを使用しない構造なので取付け・取外しが上部での作業で出来ます。●スライディングピン抜け防止付なのでナットやピンが落下する心配がありません。●ロックストッパーによって取付け後、スライディングピンがロックされます。●片手でロック開放ができますので高所作業でも安全です。●スライディングピンが開放状態で保持される抜け防止装置付です。●建築現場における建て方や鉄工所、造船所、土木作業に最適です。■特長1357918.568202φ43φ196021.538型式HRX基本使用荷重(t)3使用有効穴径(㎜)φ19.5以上自重(㎏)3.3使用有効板厚(㎜)0-66使用上のご注意ピンのこじれ吊り厳禁●吊り穴の位置や穴径、フランジ板厚が適正であることを確認してください。●本体、各部に損傷や変形、部品の脱落がないことを確認してください。特に開口部の変形はオーバーロードによるもので使用前に開口寸法を常に確認してください。●スライディングピン、ロックストッパーが円滑に作動することを確認してください。(作動不良のものは使用しないでください。)●長シャックルでの使用は避けてください。(長シャックルの場合、モーメントが極端に大きくなり本体変形、破損の原因になることがあります。)●必ず、使用する吊り穴と方向、吊り角度、掛け幅角度を厳守してください。指定範囲外での使用は本体やスライディングピン、ロックストッパーの損傷の原因となります。●ピンをこじっての吊り上げの禁止 板厚30㎜以下の場合スライディングピンだけが荷重を受ける状態で吊り上げてしまうと変形することがあります。また、吊荷の曲損や穴部の圧痕を付けることがあります。●吊り上げの際は必ず本体で荷重を受けている状態であることを確認し、ピンだけが吊荷に接触している状態では吊り上げをしないでください。■取付方法赤いライン(ロックがかかっている状態)■取外し方法❶ロックストッパーを水平に なるまで親指で持ち上げ そのままストッパーごと 押し込みながら❷人指し指と中指で スライディングピンを 引き上げてください。❸スライディングピンを 途中まで引き上げたら ストッパーから親指を離し ピンだけ引き上げて ください。❹スライディングピンを 「カチッ」と音がするまで 最上部まで引き上げ 保持されたことを 確認してください。 (取外し完了)赤いラインロックストッパースライディングピンスライディングピンカチッカチッ❷ 目視確認とスライディングピンを 引っ張ってみて、抜けないことを 確認してください。(取付完了)❶吊り穴位置を確認後、 スライディングピンを 手で「カチッ」と音が するまで最奥部まで 押し下げてください。ピン径:Φ22●ピンは抜け止め装置により抜け落ちません1ラチェットを手前に引く。4ピンを「カチッ」と音がするまで差し込みます。5ビームチャック本体を吊り方向一杯に寄せます。6吊り作業開始2ピンを引き抜きます。3Bmを山留鋼材に差し込む。(ピンは抜け止め装置により抜け落ちません)定格容量横使用山留工基礎工3.7kg2t・縦使用:5t300・350・400H鋼(穴開け必要)適用鋼材自 重………………………………………………………:::255553527401333212023022鉄骨建方82
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