HTML5 Webook
116/121

玉掛ワイヤにおけるアイ部分の役割は重要です。『クレーンのフックに玉掛ワイヤを掛ける時』 『吊り荷に玉掛ワイヤを取付ける時』…等々他に目通し吊りを行う時など、玉掛け作業においてアイ部分の役割と存在は不可欠です。また、『作業を繰り返す事で負担が特に掛かる部分』でもありますので、次の工程で行います≪アイ部分のロック加工≫と共により慎重な作業となります。マーキングに合わせるようにワイヤロープにクランプ管を挿入します。次にワイヤロープの先端をクランプ管に挿入しアイを作ります。マーキング箇所を確認して正確に行わなければアイの寸法に誤差が生じてしまいますので慎重に!!アイ製作切断が終了すると、次はワイヤロープのアイ製作です。次は製作したアイをロックして締結する作業です。準備完了!!切断機をワイヤー切断部のマーキング位置に合わせ切断を行います。位置を間違えると違った長さで仕上がってしまうので注意して行います。また切断機による≪指の切断≫等、思わぬ事故を負う恐れがありますので作業の際は十分注意し行います。ワイヤー加工のご案内112

元のページ  ../index.html#116

このブックを見る