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玉掛け用ワイヤロープ加工工程ワイヤロープをロック加工するにあたり、まずは製作するロック加工品の長さに応じて必要な長さのワイヤロープを算出します。そこから 『アイ部分』 『クランプ管部分』 『クランプ管~クランプ管の内寸法』と加工に必要な寸法を算出していきます。加工会社各社で寸法に若干の誤差はございますが、弊社では全日本ロープ加工組合連合会が発行する『ロープ加工技能士必携』 (赤本)に基づき以下のように算出しております。寸法の計測先程算出した必要な長さを切断していきます。そしてここでは同じく先程算出した『アイ部分』 『クランプ管部分』 『クランプ管~クランプ管の内寸法』 と加工に必要な寸法をワイヤロープにマーキングします。ロープの切断ワイヤロープをドラムから延ばしていき、先程必要寸法をマーキングした目印にワイヤーを合わせていきます。そして、算出した寸法に基づいて、ワイヤロープ切断の準備が行われます。算出した必要寸法をマーキングしていきます。ロープ径・長さを書き込んでいきます。アイ作成部分の寸法は少々複雑の為、正確かつ慎重に。確認は念入りに行います。そして切断部分・『アイ部分』・『クランプ管部分』・『クランプ管~クランプ管の内寸法』と必要な寸法をワイヤロープにマーキング。マーキングが終了すると、次はワイヤロープの切断です。aaCbbdCCaaCbbabdababab※ヘビ口の円周は b+b+cとなります。ロープ径 12mm以下の場合ロープ径 14mm以上の場合dロープ径×15以上ロープ径×15以上b270mmロープ径×20aロープ径×5ロープ径×5c60mmロープ径×5ワイヤー加工のご案内111

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